肛門外来

 当院では薬を使った保存的治療を主体においていますが、保存的治療で効果がみられない方やご希望に合わせて、ALTA療法(肛門に注射して治す治療)や手術をお勧めしています。痔の治療は痔の種類も大切ですが、患者様の生活スタイルと通院可能な日程、お仕事の都合、すべて考慮し、医師と相談して決めていきますので、お気軽にご相談ください。

- 外来担当医 -
(予約制)

 
午前 休 診 野田(第4) 休 診 休 診 菊 池 休 診
午後 休 診 野 田 休 診 手 術 手 術 休 診
手 術

■肛門の病気でお困りの方はお気軽にご相談下さい。

担当医紹介



菊池 大輝
きくち だいき



野田 芳範
のだ よしのり

便をしたら血便が…
おしりを拭いたら、赤い血がついていた…
おしりを拭いたら、何かが触れる… などの症状はないですか?

痔核(いぼ痔)は、日本人の多くが罹患していると言われています。しかし、恥ずかしさから受診をためらい、症状を悪化させていることが少なくありません。当院の肛門外科では、疾患の度合いに応じて適切な治療法を患者様に提供しております。

痔とは?

 痔と言えば、一般的にはいぼ痔、切れ痔、あな痔のことを指しますが、大抵の方がお悩みなのがいぼ痔です。

 いぼ痔は一言でいうと肛門の奥の粘膜下にできる血液の溜まった血管のことを言います。通常血管には「静脈弁」という逆流を防止してくれる「弁」が付いているのですが、肛門周囲にはそれがなく、肛門の血液も停滞します。それを長年繰り返していると血管が腫れてきます。その腫れてきたものが「痔」です。腫れるだけならいいのですが、破れて出血したり、肛門の外に飛び出たりするから厄介なのです。
 基本的にいぼ痔ではごく軽度の痛みで済み場合が多いのですが、肛門入り口の血管にまで広がると痛みを生じます。当院では、その"腫れ"の度合いにより治療方針を決め、患者様に合った治療法を選択するようにしております。多くの方が手術をせずに保存的に軽快していきます。

痔核

 「痔核」は、排便のときのいきみや長時間の座りっぱなし、立ちっぱなしの姿勢を続けることで肛門に負担がかかり、 肛門の血管が切れて出血したり、うっ血していぼのように出てきたものです。この肛門にできたいぼを痔核といいます。 痔核は発生場所により「内痔核」と「外痔核」に分けられます。

■内痔核

 歯状線より直腸側にできた痔核のこと。この部分は自律神経が支配する直腸粘膜の領域なので、通常痛みは感じません。出血や、肛門からの脱出(脱肛)により気付くことが多く、排便時のいきみが原因となる場合がほとんどです。内痔核は症状の進行度合いにより次の4段階に分けられます。

■外痔核

 重いものを持ち上げたり、スポーツなどで急にいきむことで、歯状線より外側の肛門上皮部の静脈がうっ血してできた血栓。この部分は皮膚と同じ組織で体性神経領域のため、激しい痛みを伴うケースがほとんどです。血栓が肛門括約筋で締め付けられると痛みはさらに増します。 野菜等の食物繊維が豊富な食事を増やして便を柔らかくすること、軟膏の塗布などによって、通常は1週間程度で痛みが和らぎ、 腫れも1ヵ月ほどでひきますが、痛みが激しい場合には血栓を除去します。

裂肛

 硬い便によって肛門付近が切れたり裂けたりしたものです。男性よりも女性に多く見受けられます。出血は紙につく程度ですが、激しい痛みを伴うために排便を我慢して便秘になり、さらに症状を悪化させる場合があります。

痔ろう

 肛門の周囲が細菌に感染して炎症を起こし、膿を出す「ろう管」ができたものです。発熱と肛門周辺の痛みを伴います。どちらかというと若年から中年に多く、また男性に多いのも特徴です。治療には手術が必要となります。