外来のご案内

受付時間

 平成24年4月より、岩手医科大学附属病院外科のヘルニア部門を内丸病院で診療する事になりました。

 スタッフと診療内容(検査・治療)は、そのままに診療日・診療時間を拡大して安心して受診しやすい病院を目指します。

●施設・設備
  • 血液検査
  • 超音波検査
  • CT・MRI検査
  • 入院・手術対応
●診療の特徴
  • ヘルニア手術の症例多数
  • 内視鏡を使用した手術にも対応
  • 診断・治療・手術まで対応
  • 初診の患者様も優先

- 外来担当医 -
(予約制)

 
午前 休 診 冨 澤 冨 澤 冨 澤 冨 澤 冨 澤
(毎月第1・3)
午後 休 診 手 術 手 術 手 術 手 術 休 診

■鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)等でお困りの方はお気軽にご相談下さい。

担当医紹介

病院長

冨澤 勇貴
とみさわ ゆうき

鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)とは?

 ヘルニアとは、体内の臓器などが本来あるべき状態から脱出した 状態を指します。そけいヘルニアは、俗に「脱腸」と呼ばれるもので、小腸などの臓器が太股の付け根から皮膚の下に出てくる病気です。おなかに力を入れた時に、太股の付け根が膨らんでいたらそけいヘルニアの可能性があります。


鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)になる原因とは?

 「そけい」とは太股の付け根を指す言葉ですが、この部分は歩行などの足の運動に関する重要な関節です。運動などの複雑な動きに対応する柔軟な構造をしているのですが、その柔軟性の代償としてもろい構造になっています。筋膜が弱いために強い衝撃や交通事故等でそけいヘルニア(脱腸)が発症する可能性があります。

 また、年齢からくる衰えも原因となります。ただでさえ大きな負担に強くないそけい部が加齢によって弱くなるため、若い頃には何でもなかった作業による負荷でそけいヘルニア(脱腸)が発症する可能性があります。

 

鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)と診断されたら・・・

  ヘルニアは、自然に治ることはなく、有効な薬物療法もありません。手術が唯一の治療法です。

  手術は、10年ほど前までは隙間の空いた筋膜を引き寄せて糸で縫う方法が一般的でしたが、術後の痛みやつっぱり感が残り、再発も10%ぐらいありました。

 最近は、筋膜の隙間をメッシュのシート(ポリプロピレン製)で塞ぎ緊張がかからず痛みが少ない手術:テンション・フリー・リペアーが主流ですが、内丸病院ではクーゲル法という方法を主体に行っています。

 この方法は、隙間の空いたヘルニアの部分だけでなく、ヘルニアが生じやすい3カ所をすべて覆うようにシートを置くため、原理的に再発が最も少ない方法です。

 また、内視鏡を用いたヘルニア手術を行っており、臍下1.5㎝と0.5㎝(×2ヶ所)の小さな傷のみで、術後の痛みの軽減を認めます。

 どちらの方法でも、2~3日間の入院期間で退院となります。

 ワーファリン等の抗凝固剤(血のかたまりにくい薬)を内服したまま手術を行うことで、中止によるリスクを回避するように努めておりますので、そのような薬を飲んでいる方や、他の病気(併存疾患)をお持ちでもご相談ください。

 類似の疾患の1つ、腹壁瘢痕(はんこん)ヘルニア(手術や外傷によってできた傷跡のところのヘルニア)も手術を行っておりますのでご相談ください。